押尾コータロー「STARTING POINT」

 待望のメジャー・デビュー盤。ちょうどアコースティック・ギター音楽に目覚めつつあったころで,東芝EMIのサイトにあったプロモーション・ビデオを見てたまげた記憶がある。
 ちょうど発売日に銀座にふらっと行って,そこでインストア・ライブのチケット付きという言葉につられてあっさり購入。でも今から思えば,運が良かった。聴いてみて,そのメロディ・ラインの美しさや,とても一人アコースティック・ギターで演奏しているとは思えない音の多さに感動し,1カ月くらいは毎朝聴いていた記憶がある。ある種わかりやすいといえばわかりやすいメロディではあるが,それだけに気持ちも入りやすいという感じがする。
 インストア・ライブはもちろん参加。朝整理券を配るというので,朝イチに行って10番をゲット。前から2列目でじっくり見られた。このアルバムからが大半だが,ライブには欠かせない「ゲゲゲの鬼太郎」や「一人メンバー紹介」も初めて目の当たりにできた。いきなり「Fantasy!」でミス(最初のフレットからズレてた)があったが,まあそんなものはどうでもよくなってしまった。
 生で「Merry Chirstmas, Mr. Lawrence」を見たら,坂本龍一のピアノ版なんて目じゃないと思った。迫力が違う。
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# by northCountry | 2004-02-13 15:44 | CD評

押尾コータロー「LOVE STRINGS」

 今をときめくスーパーギタリスト,押尾コータローのインディーズ時代のセカンド・アルバム。個人的にはメジャー版含めて,一押し。
 まず曲がいい。彼自身のオリジナルもいいし,アレンジした楽曲の選択がいい。これもインディーズ・ファーストと同じように1時間超の収録となっているが,ファーストのときに感じたライブ的なくどさ(同じリフがちょっと続きすぎ,みたいな)感じがまったくなく,全曲をあっという間に聴けてしまう感じがいい。
 メジャー版にも収録された「Blue Sky」から始まるこのアルバムは,続く「In the morning」も爽快感のある楽曲である。「リボンの騎士」は手塚治虫のアニメのテーマ曲で,シンセサイザー奏者として有名な冨田勲の隠れた名曲だ。
 アレンジモノでは,「ニューシネマパラダイス」。これは愛のテーマの方だが,元の楽曲の美しさをギター1本でここまで表現するのかと思うくらいすばらしい。
 くどいようだが,押尾コータローでどれがいい,と聞かれたらボクはこのアルバムを推す。ネット通販でもまだ手に入るみたいだし。ちなみにボクは渋谷のHMVで買った。今ならタワーレコードにもあるんじゃないかな。
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# by northCountry | 2004-02-12 20:31 | CD評

押尾コータロー「KOTARO OSHIO」

 今や女性の人気も高く,紅白歌合戦にまで出て,すっかりメジャーなプレーヤーとなった押尾コータロー(リズム的に「氏」とか「さん」とか付けがたいのはなぜだろう)。
 インディーズ時代のファースト・アルバムは60分近く収録しており,当時のすべてを注ぎ込んだという感じなのだろう。その後メジャー・アルバムに再収録された「戦場のメリークリスマス」や「ボレロ」「木もれ陽」は,異論はあるかもしれないけれどこのインディーズ版の方が力が入っているように思う。そのぶん粗さがあるのも否定できないが,ボクは彼のプレイには粗さがつきものという気がしてならない。スタジオできれいに録られたアルバムというより,むしろライブに近い。
 その意味ではライブ恒例一人メンバー紹介に必ずかかる「Dansin'コオロギ」が入っているのもそれらしい。この曲,落ち着いて聞いてみると結構いい,というのがわかる。
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# by northCountry | 2004-02-12 20:18 | CD評

岸部眞明「Bloom」

 岸部眞明氏のサード・アルバム。これももちろん(というのも悲しいが)インディーズ・レーベルから出ている。
 DADGADチューニングの楽曲で知られている岸部氏だが,このアルバムもDADGADが主役だ。オープニングの非常に美しい楽曲「Hajimari」。精緻なピッキングでとてもきれいな音が出ている。次の「ドルクスの森」は,クワガタの森だ。楽譜手に入れたけど,とても難しい(^^;。これもいつかは,モノにしたいいい曲だ。
 「Octopus」は前作における「Megamouth」に相当する感じ。それもかなり進化した感じがある。スピード感があって,すばらしい。そしてそのスピードは,次の「Athletes」でさらに加速する感じだ。
 一転して静かで美しい「The Water is Wide」。さまざまな人が手がけているこのアイリッシュの曲は,緊張感と美しさを保っているという意味でベストなアレンジの一つになっている。Open Dチューニングの「雨降る窓辺で」もとても美しいすてきな曲に仕上がっている。
 全体の水準は相変わらず高く維持されている。これは別項目でも書こうかと思っているが,オムニバス・アルバム「Daybreak」でも一番光っていたのは,岸部さんだと思った。今後も期待が持てる一作だった。
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# by northCountry | 2004-02-12 20:03 | CD評

岸部眞明「Growing Up」

 岸部眞明氏のセカンド・アルバム。これがそのうち「インディーズ時代の…」とか付くようになればいいのだが。
 さて,このアルバムは結構気に入っている。オープニングの「風,走る」のスピード感。タイトル曲「Growing Up」の力強さ。「Smoker」のブルージィなメロディライン。アタマの3曲で結構来てしまった。
 そして「Megamouth」の叩いているなぁ…という感じ。正直リズムどうよ?と思う部分もあるのだが,聞いているうちにどうでもいいような気がしてくるから不思議だ。
 最後に「花」。この佳曲でセカンド・アルバムは締めくくられる。
 一応ギターを趣味で弾いている私としては,このアルバムは弾きたい曲が満載で嬉しい。あの境地には当分達することはないだろうけれど。
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# by northCountry | 2004-02-12 19:47 | CD評

岸部眞明「Truth」

 岸部眞明氏のファースト・アルバム。12曲構成。そういえばあんまり聞いてないなあ。オープニングの「Kitchen Helper Blues」のイメージが結構強い。こういうアップテンポな感じかと思えば,「Snowfall」のような落ち着いた佳曲もある。
 全体の印象はあまり残っていない,というのが正直なところ。ファースト・アルバムは力がはいっていて,結局それがベストだったりすることもあるのだが,岸部さんの場合はそんなことはなかった。
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# by northCountry | 2004-02-12 19:37 | CD評

一番好きなギタリストは誰か,と聞かれたら

 特に断っていないが,基本的にボクが好きなのはアコースティック・ギター。エレキで上手い人がいるのはもちろん知っているが,あんまりあの音が好きじゃない。弦のテンションとか考えると,まったく別の楽器だと考えた方がいい。言うなれば,ラリーとF-1みたいなもんで,上手い人はどっちやっても上手いが,好き嫌いってえのはある。
 そして,これは好きか嫌いかという,非常に個人的な話である。上手い下手,じゃないことに注意。

 ここまで書いておいて迷うのもナニだが,楽曲的には岸部眞明さんかな。そして,パフォーマンスは押尾コータロー。Groove的にはMasa Sumideかな。って,選んでねえじゃん。
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# by northCountry | 2004-02-12 19:24 | ギター