カテゴリ:DVD評( 9 )

押尾コータロー「BOLERO! Be HAPPY LIVE」(DVD編)

 ボレロ!Be HAPPY LIVEはBe HAPPYツアーの様子を収録したライブ・アルバム。DVDとの変則2枚組という構成を採っている。ここではDVDについて。

 ライブ演奏は3曲。ただ幕前の緊張感漂う姿なども見られるのは,ファンとして嬉しいところ。それに加え,ボレロのプロモーション・ビデオとモントルージャズフェスティバルにおけるボレロの演奏が収録されている。いくら,「ボレロ」というタイトルが付いているからといって,大して長くないコンテンツのなかで3回ボレロが出てくるのは正直疑問。続けてみていると,さすがに飽きてくる。ボレロという楽曲自体,同じテーマを繰り返して重ねていくものなので飽きやすいような気がする。

 しかしまあ,アリナミンDのCMに採用されたからなんだろうけど,これがタイトルに付くのもどうかなあなんて気がする。もっといい楽曲があると思うんだけど。
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by northCountry | 2004-12-16 14:46 | DVD評

岸部眞明「Bloom」,「Oriel」

 厳密に言えばDVDではなくビデオCDだが,映像モノということで同じカテゴリにしておく。
 台湾では楽譜とCD,ビデオCDが一緒に販売されることが多いらしい。岸部さんのモノに限らず,以前イサトさんの「Solar Wind」を購入したときもおまけでビデオCDが付いてきた。物価が安いというのはいいことだねえ。
 ただ,ビデオCDそのものが目的で購入するのは止めた方がいい。あくまでも楽譜のおまけだと思うべきだ。まず録音があまりよくない。どこたなく,耳障りな音だ。そして映像に関しても,言ってしまえば所詮はビデオCDなのである。パソコンで見るにはムリがある。テレビで見る分には問題はないが,今度は絵作りという点でどうかな,という感じ。手元のアップだけというわけでもないし。まあ,イメージはつかめるかもしれないが,細かいことはやっぱりよくわからない。
 ライブ演奏のビデオとしては音と絵のクオリティに不満があり,教則用としても教則ビデオと同じわけにはいかない。いずれにしても,おまけなんだから文句言っちゃダメか。

 楽譜に関しては,どうせなら菊倍刊(A4判とほぼ同サイズ)にしてください。B5だと1ページの情報量が少なくてヨコに広げると大変なんだよね。さっさと覚えられる人にはいいのかもしれないけれど。
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by northCountry | 2004-08-09 20:54 | DVD評

押尾コータロー「ドラマティック・ライブ~DRAMATIC TOUR 2003~」

 「ドラマティック・ライブ」はセカンド・アルバム「Dramatic」発売後に実施した全国ツアーのなかから,東京と大阪の会場の映像をまとめたもの(らしい)。最初に海辺の映像が出てきたときには何が始まるのかと思った。

 これを見ると,押尾さんのライブの様子がよくわかる。何度もライブ気分を味わえるというのはいいかもしれない。とくにヒーローメドレーや一人メンバー紹介といった,ライブならではでCDにはならないような楽曲も収録されているのが嬉しい。個人的にはキカイダーのテーマをもっと長くちゃんとやって欲しかったりするが。
 ライブの映像なので,ミストーンはやっぱり(^^;)ある。ただ3回の講演からいいとこどりをしているので,セカンドDVDのときのような「ヲイヲイ」みたいな感じは受けない。
# あれはミストーンというか,音がちゃんと出てないというか。
 戦メリやSPLASHがアンコールだったのはちょっと意外な印象を受けた。ただ曲目的には重要なポイント(とでも言うのだろうか)は押さえてあると思うので,押尾コータロー入門にはCDよりもいいかもしれない。特に,ライブの良さとプレーのすごさがよくわかるという点ではオススメだ。
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by northCountry | 2004-07-27 15:20 | DVD評

岸部眞明「Acoustic Guitar Live」

 岸部さんの東京・国分寺でのライブを収録した。なんと全編で17曲+3曲のおまけつき。
 相変わらず安定していてブレのない演奏で,視聴していて安心できるところがすごい。すんごくリラックスした気分になれる。考えてみれば昔の押尾さんもそうだったけど,いろんなチューニングを変えながら演奏するのって大変だよなあ。押尾さんはどこかのインタビューで「そのための曲順とかも考えていた」そうな。岸部さんはどうなのだろうか。

 オープニングはやはり,「Hajimari」。これ,ライブで聴くといいんだよね。音量を調節してフェードアウトさせるところなんか,すごいコントロール力だと思うし。2カ所ある早いパッセージが弾けないんだ(;;)。そして,Growing Up,Baby's Eyesと子供にちなんだ曲が続く。そのほか,Octopus・Mega mouthの連チャンあり,The Water is Wideや「DayBreak」収録の曲ありと,手のひらに載せたくなる小品からギターを激しく叩くタイプの曲まで幅広いカバーとなっている。

 いちいち曲目を挙げるのもなんなので省略するが,「春夏秋冬をイメージして選曲した」と言う。ライブ開催時(2003年5月27日)としては,比較的オーソドックスな構成なのではないだろうか。3人ライブのときの曲目と順番がほぼ同じ(時間が違うので,曲数が増えて入っているイメージ)だし。

 全体で言えば,派手さがないぶん不利な面は否めないが,やはり押尾さんのライブの方がお得感みたいなものがあるだろう。岸部さんの方はどことなく,クラシックのコンサートっぽいというのかな。スタティックな印象を受けてしまう。二人ともCD聴くよりライブの方がいいのだが,「CD以上に正確で美しい音を聴かせる岸部眞明」に対し「パフォーマーの押尾コータロー」という違いがある。

 トータル103分で手元映像のおまけつきだが,4600円という価格はちょっと考えちゃうかな。高いとも思わないが,お買い得感があるわけではない。

 今年も国分寺のいずみホールでライブがあるみたいだけど,DVD化するんだろうか。
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by northCountry | 2004-07-22 18:08 | DVD評

押尾コータロー「So HAPPY」のおまけ

 あのHARD RAINもなかなか。自分でカメラを向けてるあたりもいい。まあ,ギターではなく,あれで演奏するというのは多少苦しいところはあるんだけど…。

 あの映像はみんなWell Knownなんだろうか。

そういえば,「大人のギター倶楽部」で押尾さんは「ジュピター自信作です」と言っていたなあ。まあ,感想は感想ということで許してもらおう。
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by northCountry | 2004-06-30 00:11 | DVD評

押尾コータロー「So HAPPY!」

 押尾コータローDVDの第2弾「So HAPPY」。第1弾(そういや評を書いてない…)のDVDがライブ映像だけで構成していたのに対し,第2弾はライブ映像,プロモ映像,インタビュー,奏法解説と多岐にわたる内容である。インタビュー映像は「コーちゃん!」と黄色い声を上げるファンの方にはいいのかなとは思うが,一度見たら十分。一応ギタリストであるボクにとって興味深いのは,ライブ映像と奏法解説である。
 極論すれば,後者だけで十分価値がある。押尾コータローの楽曲の中でも,演奏したいという声の多そうな「HARD RAIN」と「Merry Christmas, Mr. Lawrence」,あと入門曲にできる「風の詩」を,結構じっくり解説してくれる。手元映像も右手,左手と用意してある。マルチアングルのDVDならではの構成だ。デコピン奏法や戦メリのアドリブ部分の解説など,結構わかりやすい解説をしてくれている。教えんのもうまいね,押尾さん。
 ライブ映像は未だ行ったことがない青山円形劇場の様子がわかってよかった。あれならチケットさえとれれば,それなりの距離感で見られそう。がんばってチケットを努力する価値があるかと思ったのは収穫だった。

 まあ,やっぱかっこいいな。押尾さんは。
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by northCountry | 2004-06-27 13:52 | DVD評

渡辺香津美「ソロ・ギター・パフォーマンス」

 ギター遍歴を見ていただければ分かるが,ボクがギターを再開するきっかけとなったのが渡辺香津美である。だからこれは押さえておきたいと思ったし,楽しみにしていた。岸部さんのとこれと,どっちが最初のDVD購入だったか。
 ただ楽曲の構造やアレンジ,プレー・スタイルなど正直ボクの好みでないことが判明。アドリブが多すぎて,ボクには付いていけないということもある。

 なおAmazonで「ソロ・ギター・パフォーマンス」を調べるとプレーヤーが分からないが,発売日がリットー・ミュージックの情報と一致したモノにリンクを張ってある。そのうち修正されることを願ってこのままにしておくが,間違いなく購入したい人はこちらを利用される方がよいだろう。
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by northCountry | 2004-06-16 16:19 | DVD評

小松原 俊「ソロ・ギター・パフォーマンス」

 コマンチさんのソロ・ギター・パフォーマンスは,岸部さんのものに比べるとちょっと曲が少ない。

「Voyager」で始まり,解説しているのは「ステッセルのピアノ」「Love Song」「Moon River」の3曲だけ。最後は「Jet Rag」で締めているが,楽譜が付いてくるのも解説付きの3曲だけ。そのぶん各曲の解説が充実しているかというとそうでもない。消音や強弱のアクセントといった,表現に関する部分に比較的こだわりを見せていたのが印象に残った。つまりアマチュアがよく置き去りにしてしまうあたりだ。だからこそそこにコマンチさんはこだわったのだろうと推測される。ボクにとっては比較的好みの曲を取り上げているのでうれしいと言えば嬉しい。ただMoon Riverはどうかなあ。

 弦の張り替え方やカポについてなど,リットーの担当者とべらんめえ口調(とういほどでもないかな)でカジュアルに話している解説パートは結構参考になった。

 なおこのDVDは楽譜の印刷ミスが結構多いらしく,リットーにリクエストすれば送ってもらえる。またAmazonで「ソロ・ギター・パフォーマンス」を調べるとプレーヤーが分からないが,発売日がリットー・ミュージックの情報と一致したモノにリンクを張ってある。そのうち修正されることを願ってこのままにしておくが,間違いなく購入したい人はこちらを利用される方がよいだろう。
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by northCountry | 2004-06-16 14:55 | DVD評

岸部眞明「オープン・チューニング&フィンガー・ピッキング」

 普通DVDつったら,ライブとか映画とかそういうものじゃないか,という声が聞こえてきそうだが,いきなりギターの教則DVDである。岸部さんのオープン・チューニング&フィンガー・ピッキングは,
この種の教則ものとしては,オープニング/クロージングを入れると9曲も収録されており,ライブDVDとしてもなかなかよい構成になっている。楽譜も9曲分すべて付いてくるという太っ腹ぶりだ。

 半面「教則」という観点に立つと,やや物足りない気がする。岸部さんが考える「ポイント」について解説してくれているのはいいが,ボクが引っかかるのは「そこだけじゃない(T_T)」。kmpから出ている中川イサトさんのビデオみたいに,運指法を一つずつ解説するというのはやりすぎ感があるが,「あれ?」というのには応えていないような気がする。まあ,じっくりスローで見て追いかければいいということなのだろうか。

 これのおかげで「花」弾けるようになったんだから,文句言っちゃいけないか。
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by northCountry | 2004-06-16 14:45 | DVD評