Martin「OOO-18」

 マーチンの標準ラインで,サイド・バックにマホガニーを使ったモデル。表板はスプルース。この表板にちょいとしたベアクロウ(というほどではないが)が入っているのが自慢かも。
 このギターは,実はヤフオクで購入したもの。まだピックガードにカバーが貼ってあるというかなり新品に近い物を,10万円で落札した。落札価格も自慢。なぜこんなに安かったかというと,出品者が(1)自分が弾いてもきれいな音が出ないと書いた,(2)ボディとネックの接合部分に隙間ができていて,それをリペアした,という二つの理由からだと思う。
 前者は引き取りにいったときにボクのプレイを聴いて,「ああ,全然いい音しますね」などといっていたから,ちょっとした弾き方の問題にすぎない。石川鷹彦が弾いたらきっともっとずっといい音になるに違いない。
 で,特に大きいのが後者だ。こう書いてしまうと,クラックのリペアとかネックのリセットとか,そういうのに近い印象を受ける。でも実体は,ネックとボディがしっかりくっついていればいいわけで,それほどクリティックなところじゃあない。ネックはアリ溝が掘ってあって,そこにはめ込む構造になっているはず。というわけで,すこしくらい隙間が空いていても問題がないのだ。事実,中古で見かけるマーチンに,同じくらいの隙間が空いているのを何台か見かけた。というわけで,とてもラッキーな形で手に入れたのだ。

 どういう音がするかというと,T-1よりちょっと甘い感じ。スケールがT-1より短い分,テンションが低く抑えやすい。その意味では,今T-1をスタンダードとDropD用にして,OOO-18をOpen-D6やOpen-D,DADGADにして弾いているけれど,逆に使うべきなのかもしれない。
 最近のマーチンは鳴らない,とよく言われるが,フィンガーピッカーの私にはあまり関係がない話。フラットピックでジャカジャカやってなさい。気候にもよるけれど,指で弾いていて音が大きすぎてうるさく感じるときだってあるのだ。十分十分。
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by northCountry | 2004-04-28 15:46 | ギター


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