小学生のころ,「子供の科学」には吉田氏の機体と二宮康明氏の機体が掲載されていた。二宮氏の設計はリアル路線で,吉田氏の機体は遊びがはいっていてどことなく「子供だまし」な印象があった。だが実際に作ってみると,結構飛ぶのに感心した記憶がある。
「ミニミニから競技用まで~高性能紙飛行機集」はどちらかというと,手軽さより高性能を追求した機体を集めたものだ。「めざせ世界一!競技用紙飛行機集」という本を復刊させたものである。掲載されているのは,切り折り紙飛行機1機種のほかは,切って紙を貼り合わせる切り紙タイプのものばかりだ。競技用とはいえ,二宮機にあるようなストイシズムは感じられない。そこが今から見ると吉田機の良さでもあり,かわいらしさでもある。ここが子供にはちょっと不満だったのかもしれないが。 まあとにかく,二宮氏と並んで紙飛行機の普及に尽力された,この業界では偉人の一人(少し大袈裟だが)の設計を味わうのは楽しいものだ。週末のちょっとした楽しみにぜひ。
by northCountry
| 2004-08-26 20:05
| 紙飛行機
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